鉄骨溶接部
鉄骨は構造物の耐久性に関わる重要な部分であり、溶接部には高い品質が求められます。
弊社は第三者機関として鉄骨溶接部の受入検査を行っており、超音波探傷試験と外観試験により検査します。工場溶接・現場溶接いずれも対応可能です。
超音波探傷試験（UT）
超音波探傷器を用いて溶接部の傷の有無、位置・大きさを測ります。
外観試験（VT）
目視により以下項目を確認します。
- ビート外観
- ビート余盛高さ
- アンダーカット
- スパッタ
- アークストライク
- ビード不整
鋼構造物の現場溶接部
工事現場で溶接された鋼管杭・矢板などの鋼構造物は、非破壊検査により溶接部の性能を試験する必要があります。
こちらは溶接部表面に浸透探傷試験、溶接部内部に超音波探傷試験を行います。
浸透探傷試験（PT・PD）
浸透探傷試験は、肉眼では見えない微細な傷を見えやすい状態にして確認する手法です。以下の流れで行います。
・対象箇所を洗浄し、浸透液を染み込ませる
・余分な浸透液を拭き取り、現像剤で傷に染み込んだ浸透液を吸い出す
・浮かび上がった指示模様により傷の具合を確認する
超音波探傷試験（UT）
鉄骨同様に内部の傷をチェックします
